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2012年3月20日 (火)

これからの中小企業の重点課題 その四 内外ネットワーク化

今回は中小企業のネットワークについて触れてみよう。すでに先進的な中小企業は国内外にネットワークを張って、ビジネス化しているので、蛇足的になるが、一応記しておく。

さて、今までの中小企業製造業は、大手の下請けにしろ、独立系にしろ、国内での対応で済ませてきたが、現在は、最早、それだけでは生きるのは難しい。

中小企業の規模にもよるが、自社を核として、ビジネスを展開する意識は、より強くしていく必要がある。それは縦糸というより、横糸のネットワークの核になることを目指したいものだ。そして、ネットワークを内外に張っていく。

そのためには、自社の存在価値を明確にする必要がある。その上でのネットワークでないと、つまずく恐れがある。つまり、以前から言われてきたように、内外の市場を睨みながら、存在価値という強みを活かした高付加価値化を目指す必要がある。

それには、企画、開発、デザイン、試作、量産企画が必要である。何も、最初から担当者を張り付ける必要はない。最初は、トップが何もかも手掛ける必要はある。また外注するにしても、単に安いから、外注する思考では成果は期待できない。共同で事業を拡大して、成果も分け合う発想が必要だ。

そして、国内のネットワークの協力工場の更なる開発は求められる。それは海外の協力工場とは、当然、生みだされる価値が異なるようにすべきだろう。ただし、それを固定的に考えず、変化流動することを前提として、役割変化を組み直していくことが大切だ。

今後の市場変化は激しいということを前提にして、柔軟にビジネスを再構築していかなければならないということを意味している。よって、ネットワークの人たちとの共通の思いを日頃から一致させておくことが大きな成果を生むことになるだろう。そのためには、日頃から共通の志と共に、密なコミュニケーションが求められる。

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