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2012年3月13日 (火)

現代高齢者のファッション

街を歩いていると、明らかに定年を迎えた後の、高齢者と思しき人々が、あちこちに見られる。行き場を失っているように見える。その中で、溌剌とした人は、あまりいないように思う。若干、ぼんやりと一日を過ごしているのではないかと思われる人が目立つ(*注)。

やはり、高齢者になっても、何か、役割を持って、生活するのがいいのだろう。昔は、孫の世話で忙しいと言う人が多かったが、今は別世帯で、同居は少ないから、何か別の生きがいを見つけないと、心の張りが無くなって、しょぼくれてしまう。

特に、男の場合は、仕事を離れると、生きがいを見失ってしまう人が多いようだ。現在、定年を65歳に延長しようとする動きがあるが、あまりよい政策とは思えないが、老後も何らかの形で社会と関わりを持つような仕組みは必要だろう。

多分、そのような役割を持てば、姿勢もよくなり、彼らのファッションも生き生きとしてくるのだろう。ただ、眼の生理的限界から、ファッションを自ら選ぶ能力が落ちてくる。よって、第三者の目で、彼らのファッションをコーディネイトしていくことも大切だろう。

でも、ファッションは、まず身につける人の心の問題だ。生きがいを何にするかが、まず問われる。

*注

もちろん、元気な高齢者は多いのも確かだが、平日の昼間に、街をうろつくことはない。彼らは、仕事に遊びと、どこかで活動している。

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