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2012年3月17日 (土)

蓼食う虫も好きずき、と言うように

以前にも記したが、世の中のカップルは、たまに美男美女もいるが、そうでないケースが圧倒的だ。なぜそうなるのかは、分らない。多分、磁石のように、同じ極には反発するか、敬遠するのかもしれない。

まあ、美女は、周囲から、若い時から、ちやほやされるから、男から大事にされるのを当たり前と思っているから、段々、鼻についてくる。美男も、美女ほどではないにしろ、そういう傾向があるかもしれない。そして、彼らはお互い、敬遠するようになる。

よって、近づいてくるのは、アプローチに失敗しても、どんまいと思っている普通の異性が、こまめさを活かして、寄ってくる(笑)。そして、そこでは会話が遠慮なく成立するから、カップル成立という可能性が高くなる。それが世の中の男女の塩梅というものだ。結果的に、蓼(たで)食う虫も好きずきとなる。

要するに、何が言いたいかと言えば、男女は自然体で通じる相手が一番いいということ。あまり変な妄想や憧れで、現実を忘れないことが、よい結果を招く。これは美男美女も同じこと。最後に、万葉集に、そのようなことを詠んだ歌があるので、挙げておく。

  うましもの いずくか飽かじ 尺度(さかと)らし

      角のふくれに しぐひ合いにけむ

       (万葉集、三八二一番)

児部女王(こべのおおきみ。どういう人かは不明)が、ある娘が、美人であるのに、高い身分の男前の男には、身を許さず、身分が低くて、太っちょの男に身をまかしたのを嘲笑って、詠ったものということだ。でも、案外、児部女王も、同じようなことをしているかもしれない。第三者の評価というものは、そうしたものだから。世の中の男女の組み合わせは面白い。醜男でも醜女でも悲観することはないようだ。

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