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2012年4月23日 (月)

若い時の読書

最近、子供たちが、本が読まれなくなったと、よく言われる。確かに、子供たちは、ゲームに興じ、読書時間は削られている。ただ、子供たちも、家庭によっては、最近、本をよく読む様だ。やはり家庭の環境・雰囲気がそうさせるのだろう。

ところで、歳が行ってくると、読書をしても、なかなか、はかどらないことも多い。若い時に、もっと広く読んでおけば、よかったなあ、と時々思う。軽い随筆や新書版等は一気に読めても、精読の必要な書籍については、何回も読み直したりすることがある。

その程度は、まだましな方と思うが、目が疲れやすくなったためか、休み休み読むこともある。肉体的劣化はやむを得ない。結果的に、若い時と読書スピードは残念ながら落ちていると思う。いろんなことに関心があるのは、まだいいのだが、結果的に、積読が増すばかり(苦笑)。

貝原益軒は同様に指摘する。歳を重ねると、読書に不利と。

第一に、仕事を持っており、人との付き合いもあり、家事も含めて、やることが多いので、読書に割く時間が取れない。

第二に、歳を重ねると、気力が減じて、多読するのはなかなか難しくなる。

第三に、年々、記憶力が落ちてきて、若い時より、理解するのに時間がかかる。

続けて、彼は、若い時の読書は、三つのメリットがあると指摘している。

第一に、いろんな方面に気力が強いので、関心事が多いから、多読を厭わない。

第二に、時間があるので、妨げが少なく、読書する時間を割ける。

第三に、若いと気が盛んなので、内容を覚えて記憶することも可能だ、と。

あ~あ、流風には、今更どうしようもない。まあ、現代は、若い皆さん方も、読書の時間を削ぐ誘惑も多いから、読書も強い意志を持たないと、大変かもしれない。でも、若い皆さん方には、流風のような後悔をしないようにと願う。

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