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2012年6月28日 (木)

播州弁 その三 「いけず」と「しゃんとこ」

今回紹介する播州弁は、「いけず」と「しゃんとこ」。ただ、純粋には、播州発祥の言葉ではないのかもしれない。「いけず」は京都の女性がよく言うし、「しゃんとこ」は元々但馬地方で話されていた言葉とも言う。母は、よくこの言葉を話していた。「あの奥さん、いけずやないけど、しゃんとこやな」とか。

「いけず」の意味を表すのは、なかなか難しいけれど、まあ性悪(しょうわる)な女性とか、意地悪な女性を指しているかも。男に対しても、「いけず」と言うが、それは男女の関係性が強まった時ぐらいに女性が男に発する言葉かな。また、商売上の妨害があった場合に使っている人もいる。「あの仕事で、いけずされた」とか。

もう一つの「しゃんとこ」の意味は、しっかりしているの意だ。そして、これは必ず女性に対してのみ使われる。母は、生涯、夢見る少女であったように思うが、それゆえ、彼女の女学生時代には、周辺にしゃんことが集まって、母に、色々お節介をしたようである。ぼんやりしているように見える母を放っておけなかったのだろう。

実際は、母は、その実、プライドも高く、ぼんやりしていないのだが、周囲が、お節介してくれるのを楽しんでいたという。そう考えると、母も、なかなか強かだ。母は、生涯、しゃんとこの友人たちに囲まれて、その役割を演じていた。それが女性の処世というものかもしれない。

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