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2012年6月 5日 (火)

今後の資本市場をどう見るか

(注意) 以下の記事は、筆者個人の印象によるものです。判断は読者御自身で行ってください。

現在、為替市場も、資本市場も荒れている。原因はユーロ問題という。確かに、為替の問題は、その影響が大きいかもしれない。だが、資本市場の下落は、それを理由にしているが、必ずしも、そうでないかもしれない。

確かに、世界には、過剰に発行された通貨が滔々と流れている。そのため、いつもは穏やかに流れているが、ちょっとした変化で、突如、激流化するように見える。それは米国をはじめ、先進諸国が自国通貨を刷り過ぎたことから起こると思いがちだ。

ただ、世界の資本の循環は、一定のルール化で動いている。一般的に指摘されるのは、一つの流れだと言うこと。サイクルということだ。誰も、この流れに逆らうことはできない。案外、このサイクルは見落とされがちだ。

今回の株式市場の下落も、そのサイクルの流れの一環で、終盤に差し掛かったと思うが、日経平均で7500円程度までの下落はありうると専門家は指摘する。そこまで行かなくても、7800円程度まで下がるだろう。

だが、気をつけなければならないのは、相場全体としては、中長期的には下げ相場だろうということ(*注)。これから相場は、上げ下げしながら、切り下げていくだろう。大体2、3年後ぐらい続くと思う。

株式の外国人投資家の持ち株比率が相当に高まっておれば、日経平均が6000円台も将来ありうる。為替は、一ドル50円台に突入する可能性は低いが、現在より、円高になる可能性は否定できない。

もちろん、谷深ければ山高しの金言は生きている。何かを理由として突如反転して、上げ相場に転じるだろう。それは4、5年後かもしれない。4、5年後の時点が、終わりなのか、あるいは全ての始まりなのかは、誰も分らない。それは恐慌につながると指摘する人もいる。

ただ、今後、投資家にとっては、投資リスクが高まることだけは確かだろう。チャンスということも確かだが、タイミングによっては、大きなリスクを抱え込む可能性も大きい。つまり、このような相場では、短期売買が主流になるから、荒れやすい。企業や団体の資金運用者は堅実な運用を心掛けたいものだ。また個人投資家の方も、そういうことを念頭に入れておく必要がある。

*注

別の見方では、若干早く、2013年から数年間、日米は株式バブルになるという見解もある。その後、バブルが崩壊して、世界恐慌に突入すると言うのは、同じ。

*追記

もちろん、投資のプロは、下げ相場でも、利益を計上するだろう。だが、一般投資家は、プロの真似ごとは止めておいた方が賢明だ。最近は、一般投資家に、いろんな手口を教えるが、本当に相場を理解して、運用できる人は稀であろう。

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