« 播州弁 その一 べっちょない | トップページ | 組織統率の秘訣の参考書 『六韜』 »

2012年6月26日 (火)

播州弁 その二 ごうわく

今回の播州弁は「ごうわく」。「ごーわく」とか、「ごおわく」とも表示される。子供時代から、よく使われた言葉だが、文字にすると変な感じ。意味は、非常に腹が立つということ。元々、「業が沸く」から出た言葉と言う。

「あいつのやりようは、いつもごうわく。もう、いい加減にしてほしいわ」とか、「ごうわく奴じゃ」とか言う。少しのことは辛抱できても、限界がある。でも、限界の程度は、人それぞれ。ごうわくのも、いろんなレベルがある。そこで「そんなにごうわかしなさんな。身体に悪いで」とか言ってなだめる。

播州人は、腹が立っても、あまり腹が立つとは言わない。やはり、ごうわくが似合う。人によっては、煮えくりかえるほど怒っているかもしれないが、大体は、怒っていても、どこか、やんわりしているような気がする。どこか、あきらめのような気持ちを持って言っているような感じ。妻が長年、連れ添った夫に、「ごうわかす」例も多いかもしれない。

*追記

「ごうわく」に対して、大阪人は、「むかつく」という言葉を吐く。同じく、腹が立つの意味だが、これはむかむかする、ということから、腹の底から腹が立つ、というから、怒りの種類が違うかもしれない。

|

« 播州弁 その一 べっちょない | トップページ | 組織統率の秘訣の参考書 『六韜』 »

姫路と播磨」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 播州弁 その一 べっちょない | トップページ | 組織統率の秘訣の参考書 『六韜』 »