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2012年7月 9日 (月)

神戸市立博物館の夏の4つの展覧会2012

神戸市立博物館の企画展というと、割と大掛かりな展覧会というのが多い。ただ、それらが、この博物館とどのような関わりがあるのか、疑問を呈するようなものも多い。お金はかかっているかもしれないが、博物館としてのテーマを弱めてしまっているのだ。

それが、今回は、主として収蔵品にスポット当てて、4会場に分けて同時開催される。それが平成24年7月14日から始まる(9月2日まで)。展示内容は次の通りだ。なお、期間中は、この施設がクールスポット施設に相当するため、入場料は割引を受けられる。確か、通常、大人600円が200円に割引とか。

まず、開館30年記念 特別展として、『国宝 桜ケ丘銅鐸の謎に迫る』というもの。これは一般展示されているが、それに改めてスポットを当てたもののようだ。桜ケ丘銅鐸・銅戈は、昭和39年に、六甲山南麓から発見されたものだ。14個の大小様々の銅鐸と7本の銅戈だ。昭和45年には、国宝に指定されている。

銅鐸は、各地で発見されているが、それに先駆けたものだろう。銅鐸は、大小で様々な音を発するので、それを並べて、祭りに使用されたと言われる。弥生時代に制作された場所は不明だが、作業者たちによる細かい細工に注目だ。

それは流水紋だったり、袈裟襷紋だったりする。それによって、職工軍団の出身地が分るようだ。すなわち、これらの銅鐸は、各地で作られた銅鐸が集められているらしい。描かれるデザインにより、当時の風景が覗き見れるかもしれない。祭りと銅鐸のデザインはどのような関わりがあったのかを想像してみるのもいいかもしれない。

次に、南蛮美術企画展として、『Meeting with the West!~西洋と出会った江戸美術~』。これは、18~19世紀の日本美術が、西洋美術・文化をどのように取り入れ、理解したかをテーマに日本人の描いた洋風画を展示している。司馬江漢、亜欧堂田善、平賀源内、歌川国芳、羽川藤永などの作品を展示。

3つ目としては、古地図企画展としては、『海と陸の「みち」~江戸時代を旅する~』がある。江戸時代の街道の開発と航路の開発はね商業と通信のために主として使われた。やがて、それは庶民の旅にも利用される。そこで必要になったのが、地図。簡略な地図から、大型の地図まで、様々なものが制作されている。それを「みち」として、焦点をあて、展示。

4つ目としては、『絵画コレクション展』がある。伊川寛、大森啓介、田村孝之介、元川嘉津美などの洋画が展示される。

以上の内容なら、行っても価値はあるだろう。入場料は安いし(笑)。いつも、この程度の入場料で開催してほしいものだ。

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