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2012年7月 2日 (月)

播州弁 その六 「めぐ」と「しょうない」

今回の播州弁は「めぐ」。東京に行った時、「これ、めんだら大変やな」と言ったら、相手の方はきょとんとされていた。「めぐ」とは壊すという意味。子供の頃、父が大事に育てている菊の植木鉢をひっくり返して、母に「これ、めんでもた。どないしょ」と、半べそで泣いていた流風。口語文にすれば、「これ、壊してしまった。どうしよう」ということ。

母は、「そら、あやまらなしょうないな」。怖い父の帰りが嫌で、その日は、ずっと暗い気分。父が帰ってきて、渋々、そのことを告げると、母のとりなしもあり、意外と父は怒らなかった。壊れた植木鉢を見ながら、「ほかすしかない。しょうないな。新しいの、買うしかないな。今後は、気をつけるんやで」と。「ほかす」は捨てるの意。「しょうない(あるいは、しょうがない)」とは、「仕方ない」ということ

ただ、流風は、その後も、色々壊して、遂には、大目玉を食らうことになる。でも、わざと壊したことがないのが、唯一の救いかな。今でも、不注意で、壊す癖はなかなか直らず、何かを壊している。ある人から、「あんたは、安物ばかり、こうて(買っての意)、壊すんやから、高いものを買ったらええんや」と忠告を受けたことがある。でも、それには、先立つものが、、、(苦笑)。さすがに、最近は、壊すことが少なくなったかな。歳行った証拠かも。

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