« 葛の葉の正体 | トップページ | 調理器具の買い替え 2012 »

2012年9月25日 (火)

地方都市の未来 その三

今回は、前回に引き続き、大都市圏で衛星都市になっている地方都市の今後の動向を見てみようと思う。今後、期待される地方都市は、それなりに魅力ある街づくりを目指さないといけない。では、どのようにすべきか。

まず、やらなくてはならないことは、雇用の確保、安定だろう。いかに雇用を確保するか。それには大都市圏からの仕事、地域の仕事に大きく分かれる。大都市圏の仕事を引っ張り込む仕組みと、引っ張りこめるバックアップシステムの確立が求められる。そして地域自体を魅力的に見せる仕事が必要だ。ざっと、最近の傾向を見ると、次のようになる。

 一、地域でできるソフト関係の仕事

     いわゆるアウトソーシング関係

 二、一、の仕事を支援するビジネス

     まずブロードバンドをはじめ、ネット環境の整備。

     自然環境等を活かした作業者のストレス環境削減の仕組み。

 三、一、の仕事周辺ビジネスも予定した場所の提供

 四、一、で働く女性の支援の仕組み

 五、地元の生活関連サービスの充実

 六、地元の医療・介護サービスの充実

 七、その他の地域特性を活かしたビジネス

これらの雇用が確保できる環境を整えた上で、魅力的な生活形態が可能な街づくりが問われる。

次に、高齢化と少子化を一挙に解決することが求められる。それには単独世帯をできるだけ少なくし、複数同居世代を増やす施策が求められる。すなわち、二世代、三世代住宅の推進だ。

これは、かつて昔見られた形態だが、それに情報システムを組み込んだ高度の複数世代同居システムを作り上げることが求められる。そうすることで、人口の流出を止められ、高齢者の介護の問題、現役世代の住居問題、少子化の問題も解決の糸口が見つかるだろう。

国全体としては、人口の固定化という問題が将来、出てくる懸念があるが、当面、複数世代が同居することで、世代を越えて、生活全体のトータルコストが抑えられ、所得がそれほど伸びなくても、生活にゆとりが出る可能性がある。

更に、街の活性化のためには、異質な人材を招くことも必要だ。それは従来の“空気”を変えられる人材がいい。新しい取り組みをして、新しい街づくりに励んでいることをアピールすることは、新しい人々を招く起動装置になる。それは別に大物である必要はない。小さい“山”を、たくさん築けばいい。そうすれば街の雰囲気は変わる。また自然環境が豊かで、歴史のある地方都市の場合は、更に、多くの可能性を秘めている。

|

« 葛の葉の正体 | トップページ | 調理器具の買い替え 2012 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 葛の葉の正体 | トップページ | 調理器具の買い替え 2012 »