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2012年9月22日 (土)

『明石藩の世界』を観覧

明日(平成24年9月23日)までだが、明石市立文化博物館で、『明石藩の世界』が開催されていたので、少し前に観覧してきた。もっと早く記すべきだったが、いろんな記事が書きたくて、結果的に後回しになってしまった。

この展覧会は、松平家・黒田家旧蔵資料受贈記念速報展と銘打たれている。よって公開されているのは、その一部だ。明石藩については、今まで、あまり明らかになっていなかった。それは第二次世界大戦で、米国による空襲で、いろんな公的資料がほとんど焼失してしまったからだ。

そんなところに、旧明石藩主の松平家と旧明石藩家老の黒田家にゆかりのある人たちから、明石市に、工芸品、美術品、古文書等が、約1700点、今年6月に寄贈されたそうだ。今回公開されたものは、江戸時代後期から幕末期の藩の動向や武家の生活ぶりが紹介されていた。展示資料解説文書を頂いたので、内容が分りやすい。

詳しい内容は記さないが、内容としては、「松平家旧蔵文書」としては、『松平家年譜』、『越前家系譜』、『明石藩江戸藩邸日記』。「黒田家旧蔵文書」としては、『御留守居日記』、『御仕置相談相手控』、『黒田長保日記』、『者頭控』、『組頭控』、「御近習頭勤向控』、『御軍令写』、『武備誌』、『年中行事』、『年中行司』、『忌服并遠慮引調』、『諸慎控』が展示されていた。家老の方が文書が当然多い。

また藩主の資料としても、松平家は、残念ながら、『葵紋入朱塗挟箱』、『萌葱鳥毛陣羽織』たけだったが、家老の黒田家は、武具(『金地漆研出鞘脇差と葵紋付刀掛台』、『繰半月前立兜』等)、生活道具等、たくさん展示してあった。これらは文書を中心に、今後の時代考証に役立つものと思う。今後、もっと内容が明らかになっていくのが楽しみだ。

また展覧の隣には、『江戸時代のやきもの』展が開催されていた。黒田家資料の焼き物の中に多くの地元の明石焼、舞子焼が含まれていたことから、その関連で、日本陶磁協会明石後援会の協力の下、個人コレクションを中心に、56点、展示されていた。

*追記

なお、明石市立文化博物館では、同時に、『寺島紫明の素描(画家のまなざし)』展も開催されていた。こちらは9月30日まで展示。寺島紫明は明石市生まれのため、当館が所蔵する彼の作品が多い。彼は女性像を絵の対象に選んでいる。彼は女性たちが自然体の時に持つ本質を描きたかったようだ。素描の他に点数は少ないが、絵も展示してある。

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