« 愉快、不愉快 | トップページ | 漢詩『無題』に共感 »

2012年9月 2日 (日)

自利を得るには

二宮尊徳が、家を新築し、ちょうど時期になっていたので、畑を耕そうとしたら、鍬(くわ)が壊れていた。これは困ったことだと、高齢の隣家に借りに行くと、「これから畑を耕し、種を蒔く時期なので、この作業が終わらないと貸すことはできない」という。尤もなことだ。

しかし、作業が終わってから借りても、時間的に間に合わない。そこで、尊徳は考えた。ちょうど、暇はあるし、「それでは、私が代りに耕し、種も蒔いて上げます。その後で貸してください」と。そうすると、隣人は喜び、それではお願いすると言ってきた。

尊徳は、そのようにして、鍬を借りて、無事農作業を終えることができたという。結果的に、隣人も喜び、我も十分な成果を得ることができた。労を惜しまなければ、この世の中、うまく回ると彼は言う。

|

« 愉快、不愉快 | トップページ | 漢詩『無題』に共感 »

経営関連」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 愉快、不愉快 | トップページ | 漢詩『無題』に共感 »