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2012年11月 8日 (木)

義一氏が選んだ商人道の言葉 その七

今回の義一氏が選んだ商人道の言葉は、西鶴が記した「商人の条件 始末・才覚・算用」だ。このことは以前のブログでも記したから、くどくど書きたくないが、一応、彼の説明が分りやすいので、そのまま示しておこう。

その前に、「危機」という文字の説明をし、「危」は「リスク」であり、「機」は「チャンス」と今の言葉で読み替えることができると言っている。この文字は、昔の人も、リスクとチャンスは背中合わせということを十分心得ていたという証拠だ。

その上で、危機に対処する上での、始末・才覚・算用を説明している。どんな経営学の本を読むより的確だ(笑)。昔の商人は、簡略に、経営の本質を見抜いていたということだ。

まず、始末について、義一氏は、「始末は始まりと終わりがぴったり合うように細かな点の帳尻を合わすこと、節約すること」と説明。

才覚については、「商人は、どんな時でも、知恵才覚をフル回転させて事業に励め」とし、「アイデア、企画力、先見性をもって、時代の先取りをし、技術革新に徹すべき」と着眼、構想の大切さを説明している。

更に、算用については、「先見性を十分に」備えた上に、「採算を綿密にして積み上げ」、「緻密な管理体制」の構築の重要性を説明している。

これらが三拍子整った企業のみが生き残れるのは、いつの時代も変わらない。

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