自分退職金、自分年金
若い人たちを取り巻く経済環境は、なかなかよくならない。でも、よく考えると、流風の時代も厳しかった。オイルショック後で、就職難だったし、何とか入った企業は経営難。給料は安いし、ボーナスも、まともに出ない。はっきり言って、両親は非常に心配した。「勤め続けて大丈夫か」と。
ただ、仕事の権限移譲は割となされていて、自分で仕事を作って、いろいろやるには好都合だった。とにかく、とりあえずやってみるということについては、おおらかだったと思う。つまり自分でやって成果が上がれば、給料もボーナスも上がるが、なければ、当然なし。わかりやすいシステムだった。
しかしながら、将来のことを考えると不安で、自分退職金、自分年金をやることになった。月々の金額はわずかだが、積み立てることによって、時間をかければ、それなりの金額になる。自分年金の方は、中途退職時に、ローンの返済に充ててしまったので、止めてしまったが、今から考えると、少し無理をしても続けておけばよかったと思う。
自分退職金は、先日満期になったが、決して大きい金額ではないけれど、老後の資金として、多少足しになる。若い人たちも、自分退職金、自分年金は、積み立てた方がいいと思う。その他にも、国は、現役世代のために、非課税貯蓄の復活をすべきだろう。そのために、政治に対して、若い人たちは主張した方がいい。
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