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2012年11月 4日 (日)

姫路の三木美術館に行く

姫路全国陶器市の帰りに、前々から、少し気になっていた三木美術館に、展示内容も確認せずに、ふらっと初めて寄ってみた。三木美術館は、姫路市市街地にあり、お城に近いロケーションだ。美樹ビルの三階、四階にある。ただ、立地はいい場所にあるのに、近隣の看板の影響か、あるいは建築物が少し奥まっているためか、少し分りにくいので、見過ごしてしまう人も多い。訪問したが、大変静かだった(笑。鑑賞するには嬉しいことだけれど)。

この美術館は、ガス関連事業を営んでいる(但し、現在はゼネコンの位置づけらしい)美樹工業株式会社の取締役会長兼社長の三木茂克氏が、50年にわたりコレクションされたものを美術館にして公開されたものだ。美術品蒐集家という人種は、概ね、個人で楽しむ方が多いが、それを公開されたのは英断だろう。

姫路市には、美術館関係の施設が意外と少ない。ほとんどが公的機関による運営が多い(姫路市立美術館、姫路文学館、書写の里・美術工芸館、兵庫県立歴史博物館)。歴史がある街なのだから、もっと私立美術館も、もっと多くていいはずだ。

もちろん、運営には、それなりにコストもかかるから、誰でも、おいそれとはできないのも確かだ。ただ、運営費は寄付を募ったり、ボランティアの活用などの方法はあるはずだから、もっと多くてもいいと思う。また、複数のコレクターによる共同運営の形も検討されていい。

さて、三木美術館では、三木茂克氏が蒐集された作品の中から、毎回60点ほど展示される。今回は、唐津焼がテーマだったので、北大路魯山人や隠崎隆一氏の作品が展示されていた。陶器市の帰りだったので、ナイスタイミング。やはり魯山人はなんとなく面白い。

その他に、洋画と日本画の展示があった。洋画では、小山敬三氏の作品、日本画では牧進氏、片岡球子氏の作品に関心が行った。会場は、ゆったりと展示されており、鑑賞しやすい。そして、絵画も、陶磁器も、相対的に大振りな作品が多い。これは三木茂克氏の好みを表しているのかもしれない。そのため、会場をゆったりと取っているのだろう。

六階のイタリアンレストランも含めて、隠れ美術館として、あまり紹介したくないような気もするが、一応記事にしときます(笑)。決して大きな美術館ではないけれど、お城見物の帰りに、ちょっと立ち寄って見るのもいいと思う。ただ、流風は、次回から内容を確認して行くつもり(笑)。

*参考

  三木美術館

  http://www.miki-m.jp/

姫路駅を下りて、お城方向に大手前通りの西側の歩道を歩いて行くと、国道二号線に行きつく。その左の角にある。アンティークなガス灯が目印です。基本的に火曜日休館。入館料600円。

なお、五階には、貸し茶室『檜庵(かいあん)』がある。床柱に檜葉(ひば、別名翌檜(あすなろ)を使っているところから名づけられたらしい。利用料金は、前日準備及び当日の2日間で30000円のようだ。五階は、見晴らしがよく、当日は利用客がいなかったので、姫路の風景を楽しめた。

また、美樹ビルは、六階には、イタリアンレストラン「ムゼアーレ ミア アルベルゴ」がある(平成28年現在、店舗は変更されている)。また、一階はブライダルサロンになっていて、最上階の八階に白鷺の教会があり、七階がバンケットルームになっているので、結婚式も挙げられる。

 

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