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2012年12月15日 (土)

商売人と景気

よく景気が悪いから、国に何とかしてくれと言っている経営者を見受ける。こういう経営者は商売人ではないと断定できる。商売人は自分の懐具合と相談しながら商売する。常に採算が合うように仕組む。だから他人をあてにしたりしない。

すなわち才覚がすべてなのだ。ところが、最近は自分の才覚を棚に上げて、他者に依存しようとする経営者がいる。確かに大企業ともなると、所帯が大きいので、国のちょっとした政策が経営に影響を与えるかもしれない。

しかしながら、中小企業の場合は、そうではないだろう。経営者が採算を合わせることに執着していないから、経営に問題が起こる。そのような経営者は往々にして従業員の雇用を守らなければならないとか言い訳をするが、経営が最終的に左前になっては、何にもならない。

特に大企業の下請けをしている中小企業の経営者に商売人の精神を取り戻す必要があろう。そうしないと、いつまでも国は無駄な中小企業を一時的に延命するだけで、税金の無駄遣いをしなければならない。採算が合わなくなったら、余裕を残して店をたたむのが賢明だ。そして、発想を変えて、次のチャンスに備えるのが商売人の生き方だろう。景気は自らの中にある。

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