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2013年1月25日 (金)

無形の借金

昔の人は借金には、二つの考え方があって、他者から本当に金銭を借りる借金と、親や他者から受けた恩を借金とする考え方だ。前者を有形の借金とし、後者を無形の借金と言ったようだ。最近は、無形の借金を意識する人が少なくなっているのではと危惧する。

ただ、人は文字の成り立ちの如く、他者に支えられて存在する。この世に生を享け、親の援助がなければ、生きていくこともままならない。成長すれば、本人に自覚はなくても、周囲の多くの見守りの中で大きくなっていく。

そういったことも「恩」と考えれば、いずれ、これらの借金も返さなくてはならない。その返し方は、様々だろう。結婚し、子供を生み、人間としてあるべき姿を伝えていくことも大切だし、事業を成功させることもその一つだろう。あるいは社会奉仕して貢献するのも、その範疇だろう。

そこまではできない人は、少なくとも他者に迷惑をかけないように、生きていくことが求められる。でも、一日一善ではないが、小さな親切でもできることはある。そのようにして、少しずつ、無形の借金を返していくことは大切と思う。仮に有形の借金はなくても、無形の借金を意識していくことは意味があるだろう。

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