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2013年2月 8日 (金)

抜きん出るには

世の中、競争社会である。子供時代は兄弟間でも競争がある。今は兄弟が少ないが、兄弟が多いと食そのものが取り合いであった。もちろん、現在のように少なくなっても競争はある。そうかと言って競争なき社会がいいかというとそうでもない。お互い切磋琢磨するから成長がある。

ただ、競争社会も、ある程度のレベルに達すると、能力的には、そんなに差異はない。その中で抜きんでるには、どうすればいいか。小林一三は、まず「何人も、やり得ないことをやってみせるという堅固な決心が必要である」と言う。

それは大変なことなのではないか。彼は続けて言う。そのためには、「ごく平凡な日常生活を几帳面に厳守するだけの決心でよい」とする。そうすれば、誰もが彼の言葉では、「一等地を抜く」ことができるとしている。

抜きん出るには、ありふれた平凡な生活を淡々と送り続け、自分の土台を固め、背骨をしっかりする必要があるということだろう。そうすれば、見えるもの以外にものが見え、先を見据えることができる。ということは、案外、そういうことが難しいことを彼は指摘していることになる。

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