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2013年4月14日 (日)

『宮沢賢治・詩と絵の宇宙』観覧

姫路文学館で、『宮沢賢治・詩と絵の宇宙』が開催されていたので観覧してきた(平成25年5月26日まで)。姫路文学館と宮沢賢治とは直接、結びつきはないと思うが、今回は、東日本大震災への応援という意味で開催されたのだろうか。

宮沢賢治と言えば、「雨ニモマケズ」から始まる詩が有名だが、これは彼の死後、黒い手帳に記されていたものが見つけられたものだ。彼ほど、死後、評価された詩人は少ないと思うが、彼は詩人というより、農学サイエンティストとして評価されたかったらしい。

詩は、農学サイエンティストとしての見方を示したものに過ぎないのかもしれない。そして、彼は明治29年の三陸大津波の年に生まれ、昭和8年の三陸大津波の年に没している。彼は生涯、東北岩手の厳しい現実を見ている。そこから仏教へとのめり込んでいる。

よって、彼の農学サイエンティストの視点は、仏教観をベースとしている。それを具体的に示したのが、彼の詩と言えるだろう。今回は、彼の詩をベースに、多くの画家がイメージを膨らまして描いた絵と共に展示されている。

流風は、彼の作品は、『注文の多い料理店』しか持っていないが、童話にされている話は、なかなか面白いので、いずれ読んでみようと思う。そして、実際は、彼の童話は、子供たちには難しく、本来、大人の為に書かれた童話かもしれない。

この展覧会は全国巡回しており、京都に始まり、神奈川、福島、広島、北海道と来て、そして今、姫路で開催されている。今後も、東京、静岡、岩手、岡山で開催されるようだ。なお、図録もよくできており、開催地以外の方は、図録(2000円)でも十分楽しめる。

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