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2013年5月17日 (金)

黒田長政の『掟書』を読むⅠ その二

引き続き、黒田長政の『掟書』を示し、流風なりの解釈を示しておこう。

凡(およそ)国主は常に仁愛にして讒(ざん)を信ぜず、善を行ふを以て務(つとめ)とすべし。

政事は青天白日の如く明白にして、深く思案をめぐらし、一事もあやまつべからず。

国のトップに在る者は、常に仁愛、すなわち恵み慈しめとしている。誰に対する仁愛かと問われれば、まず各目下に対する仁愛であろう。そうすれば、それば、いずれ民にも伝わる。

次に、讒言を決して取り上げるなということを言っている。そのためには、まずトップが私心を捨て、確たる信念を持つことだろう。それは、付け入られる心の隙を作らないことだとも言える。その他には、諫言を受け入れる心の余裕を常に持ち続けること、人材の選び方への思慮、情報の多様なルートの確保などが挙げられよう。そのようにして、思慮深くして、善政を心掛けることが大切と説く。

そして政治は、公明正大に、一つの誤りもないように、常々深い思慮と配慮を通じて行うものとしている。

次回に続く。

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