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2013年5月19日 (日)

黒田長政の『掟書』を読むⅠ その三

今回は、黒田長政の『掟書』を読むの三回目。文武両道を説く。

文武は車の両輪の如くなれば、かたがた欠けても、もちがたし。

勿論、治世には文を用ひ、乱世には武を以て治まるといへども、

治世に武を忘れず、乱世に文を捨てざるが、尤(もっと)も肝要成るべし。

特に解説は不要であろう。戦時には、武が中心になり、平和時には、文が中心になるが、それに溺れてはならないということ。極論すれば、戦時に平和を考え、平和時に戦時を考えるということだ。

また「武」は、必ずしも武器で戦うだけを意味していない。「平和ボケ」という言葉があるが、長政の警告は、現代の日本にも通用する。国が長政の言うように、きちんとしておれば、領土問題であくせくすることはなかったはず。

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