民を恐れた黒田官兵衛
黒田官兵衛は、民を大切にしたことで知られる。彼は次の言葉を残している。
天神の罰より君の罰恐るべし、
君の罰より臣下・百姓の罰の恐るべし
菅原道真の祟りは、祈れば許される。主君の罰は、詫びれば許されることが多い。ただ、臣下や百姓の罰は、祈って許されることもなく、詫びて許されることもない。君主と臣下・農民は一体でなければならないと説いているように聞こえる。
この言葉は、『名将言行録』にあるが、筑前に入って、如水と名乗った頃のものとされる。長政の藩運営への警告と思われる。
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