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2013年6月11日 (火)

野党が消えていいのか

日本維新の会共同代表の橋下氏の失言により、世間では、いや国際的に非難轟々となり、この政党は風前の灯である。もともと、国民政党を目指すには早すぎた。政治家としては、極めて未熟だ。また、その政治手法も、政治独裁を目指しており、感心できない。

更に、前東京都知事にそそのかされて、その気になったのだろうが、気まぐれな意見表明は、国民を惑わせる。国民におもねるように見えて、結局は国民を愚弄しているに過ぎない。主張の内容の是非はともかく、深みが無く、彼には、国民を小馬鹿にしていて、明らかに驕りが感じられる。若いが故の落とし穴だ。

また、日本維新の会に絶縁状を叩きつけた、みんなの党も、ふらふらしている。この党は公務員改革を主として打ち出した他は目新しい政策は見つからない。所詮、自民党の亜流の政策しか打ち出せない。更にトップの資質の問題もある。

民主党も迷走を続けている。小沢氏や鳩山氏が抜けた後も、まとまりに欠ける。対立政策が党内にあっても、かまわないが、船頭多くして、本当にトップに座る人物がいない。それに、野党に転落した自覚が議員に不足して、未だ与党感覚から抜け出せないでいる。よって国民からは政権奪還戦略も見えない。政党の代表になるという使命感も足りないし、代表を支えるスタッフも不足している。各議員の器の確認が必要だろう。誰もが代表になれるわけではない。今の状況だと足の引っ張り合いで、再分裂もありうるだろう。

後は、共産党を除けば、存在感に欠ける政党ばかりだ。しかしながら、国民にとって、自民党一党独裁政治になっていいのかが問われる。参議院選挙で大勝すれば、安倍自民党は、憲法改正で、暴走しそうな感じだ。これでは小泉政権の悪夢の二の舞だ。小泉政権では、郵政民営化で多くの議席を獲得し、その議席数に基づき、公約以外の法律を強行採決している。

やはり健全な野党は必要だろう。野党の、早期の再編による新党という受け皿が望まれる。

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