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2013年6月22日 (土)

箸使いの作法

箸使いについては、以前にも記したが、相当前なので、また記してみる。テレビを視ていると、箸使いの悪いタレントが出ていることがある。あれを見ると、あまりいい気はしない。子供たちが見れば、あれでいいものと勘違いしかねない。箸使いの悪いタレントは、テレビで食事のシーンには出演しないことだ。

基本は、まず持ち方だが、最近は親が子どもに、しっかり教えない家庭もあるようだ。むしろ外人の方の方が、きちんと学ばれていて、持ち方が美しいことがある。流風の時代は、親が何かとうるさかった。「大人になって、お前が恥をかく」と言って。お椀の中の豆を掴む練習をすることを、よくさせられたことを覚えている。

それができるようになると、次に、作法を教えられる。まどい箸、さぐり箸など。どの料理か、決めてから箸を出せと。移り箸もいけないとされた。おかずとおかずの間に、御飯を食するようにと。次に、子どもの時は、なかなか難しいけれど、ねぶり箸、よこ箸。要するに、箸をなめることは禁じられた。また食べ終わった箸を置く方向も決まっている。逆に置くと、死人の箸となると叱られたことがある。

その他にも、「菜越し」、「込み箸」、「にぎりこ箸」、「ちょうふく箸」などある。これらのことは、子ども時代は、うるさく聞こえるけれど、正しい姿勢で、美しく食することは、健康にもよいと分ったのは、大人になってからだ。子ども時代の悪い癖は、なかなか直らない。親御さんは、気を付けて欲しいものだ。

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