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2013年6月 6日 (木)

黒田長政の『掟書』を読むⅡ その二

今回は前回の記事(その一)を分りやすく詳しく説明している。

家老中兼て其旨を相心得、主人の佞臣に心を奪はれざるやうに、きびしく諫言すべし、又家老などは相口不相口によりて、仕置の上にあやまち出来る事有べし。相口のものには贔屓の心付て、悪をば善と思ひ、或ひは賄賂にひかれ、或は追従軽薄に迷ひて、悪敷と知りながら、をのづからしたしむ事もあり。不相口なるものは、善人をも悪人とおもひ、道理をも無理のやうに聞あやまるものなれば、相口不相口によりて、政事に私曲出来るべし。家老中能々心得べき也。

人間社会は、どうしても好き嫌いが伴うものであるが、政治や事業に於いては、冷静に人物を分析して、本当に役立つ人間か判断しなければならない。その判断の善し悪しで結果が違ってくる。基本は、人間性と能力のバランスであろう。

次回に続く。

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