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2013年6月 4日 (火)

高齢者の株式投資に思う

先日テレビを視ていたら、高齢者で株式投資している人の紹介があった。一人は数年前から退職金の一部を投資し、今回の相場で投資資産が、ほぼ倍になっているとし、もう一人の人は、かなり前から投資しているけれど、赤字だと言っていた。彼らが本当のことを言っているか分らないが、高齢者で株式投資している人は比較的いるのかもしれない。

そういうと、父も高齢になっても、ボケ防止だと言って、小額の株式投資を続けていた。株で儲けると言っても、単に売り買いを楽しんでいるようだった。だから、証券会社に貢献しているようなもののように見えた。父のように小額であれば、実害は少ないかもしれない。

しかしながら、投資の世界は、プロを相手にするものだから、あまり多額の投資は一般人には不向きだろうし、まして高齢者は望ましくない(*注)。よく高齢者の方が、高い利回りにつられて、詐欺まがいの投資をされて、莫大な損害を受けている報道がされるが、本来、高齢者に投資は無用のはず。それは株式投資も同様だ。

少しでも増やしたいという欲が、大損害を受ける羽目になる。高齢者は、投資するというより、いかに計画的に消費するかが大切であろう。以前にも記したが、お金は持って死ねない。子どもたちに遺すのも、ほどほどにする必要がある。なぜなら、お金は自分で稼ぐものという意識が薄いと、将来、子どもに問題が起りかねない。

高齢者は、せいぜい、父のやったように、ボケ防止で、小額の金額だけ、投資することが望ましい。金融資産のある高齢者は、もっと適切に国内で散財してほしい。そうすれば、内需が、もう少し活性化する。

*注

一般に高齢者の投資は、海外投資家やファンドの餌食になっていることは確かだろう。若い人たちにとっても、結果的に日本の金融資産が海外に流出することは望ましくない。

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