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2013年8月29日 (木)

池田輝政のエピソード その五

輝政は、武人の覚悟として、次のように伝えている。家臣が、「姫路城は、近くに山があるので、要害としては、いい地にあるとは言えません。城の場所を移転するのが望ましいと思います」と進言してきた。

それに対して、輝政は、「それは籠城を考えてのことだろう。俺は籠城など考えない。いつでも、外に打って出て戦うつもりだ。そういう心構えなくして、戦いには勝てない。城に頼る心があればで、すでに負けている。そんな無用の心配をするな」と言ったという。

輝政の心意気が伝わってくる。確かに、秀吉が築いた大阪城は、難攻不落の城と言われた。それが秀吉亡きあと、家康に大筒で脅されたら淀君は、弱気になり、堀を埋め、その後の敗戦の引き金になっている。いかに城だけ立派でも、戦いには勝てない証左だ。輝政の家臣の心配は、臣下として、もっともだが、リーダーは常に戦う姿勢を持つことが大切だと教えてくれる。

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