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2013年8月14日 (水)

ゆっくり同じペースで登れ

私は山登りを趣味としていないが、専門家によると、山登りは、ゆっくり登るのが、いいらしい。結果的に、山頂に早く着くことになり、体力も消耗しないということだ。それは今年、世界文化遺産になった富士山も同様のことだろう。

かつて、俳人・飯田蛇笏が、一緒に富士山に登った老強力の言葉として、次のように記している。彼が三合目で休息をとっていると、若い人たちが、ワイワイ騒ぎながら、登頂を目指して、追い抜こうとしていた。

そこで、彼は蛇笏に言う。「あの調子で行けば、彼らは五合目あたりで、へとへとになってしまう。だから、私の言う通りにすれば、私達は八合目でも頂上でも一着になります。そのためには、途中で、追い抜く人たちがあっても、慌てず、ゆっくりと同じペースで、宿泊所まで休むことなく登り続けることが肝心です」と。

そして、実際、八合目で、すでに誰よりも早く着いていて、疲れも、それほどなかったという。これは人生も同じことかもしれない。

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