« 黒田官兵衛の足跡 その五 信長・秀吉との出会いと毛利との戦い | トップページ | ビッグデータに大した意味はない »

2013年9月29日 (日)

姫路の富士山コレクション展に行く~三木美術館

先日、三木美術館で、世界文化遺産登録記念として、「富士山コレクション」が開催されていると知って、鑑賞してきた(10月21日まで)。出品数は7点だけだが、異なる季節の富士山の絵画を観ることができてよかった。展示されている作品は次の通り。

  ◎椿貞雄 『富士山』

  ◎中根寛 『朝日富士』

  ◎横山大観 『三保乃不二』

  ◎中村宗弘 『富士』

  ◎佐藤晨 『黎明不二』

  ◎那波多目功一 『湖上富士』

  ◎松林桂月 『霊峰富士』

展示は、ゆったりしており、いい感じ。実は、この展覧会は、8月28日からされているらしいのだが、最近まで知らなかった。つい先日、フリーペーパーの告知欄に紹介されていて、初めて知った。いつもホームページをチェックすれば、判るのだろうが、あまり小まめにチェックする習慣のない者としては、見落とすところだった。

もう少し、広報力を高めて欲しいと思う。例えば、JR姫路駅構内にある姫路観光案内所にパンフレットを置いてもらって情報を流すのもいいと思う。ここで市内の催しをチェックしている人は観光者だけでなく、一般市民も多いと思う。検討して欲しい所だ。

さて、展示されているのは、もちろん富士山コレクションだけではない。秋季展として、「巨匠たちが追求した用の美 民芸陶器」が展示してある。所謂、民芸運動による作品群だ。あの柳宗悦の展開によって、「日常的な暮らしの中で使われてきた手仕事の日用品のの中に“用の美”を見出し、活用する運動」の中で、無名の職人を発掘し、世に広めた。

展示してあるのは、濱田庄司、河合寛次郎、富本憲吉、島岡達三、金城次郎、加守田章二、林恭助、加藤孝造、荒川豊蔵。どれも優れた作品ばかりだ。確かに日用品として使えそうなものが多く、見ていて抵抗感が少ない。本来、日用品に使えない作品は、美術品としては問題があるのかもしれないと思わせる。

その他にも、日本人の洋画が10点ばかり展示してあった。当日は、朝一番に行ったためか、観覧客も少なく、ゆったりと鑑賞ができた。決して大きな美術館ではないが、大きな美術館だと企画展が催されると多くの観覧客で、十分に鑑賞はできないことを考えると、三木美術館のような規模の美術館も捨てがたい。当日は、富士山には登っていないが、いい作品を観させてもらって朝から充実した一日でした。

|

« 黒田官兵衛の足跡 その五 信長・秀吉との出会いと毛利との戦い | トップページ | ビッグデータに大した意味はない »

姫路と播磨」カテゴリの記事

コメント

三木美術館の松岡です。ご来館有り難うございました。貴重なアドバイスと感想有り難うございました。再度の来館をお待ちしています。

投稿: 松岡繁明 | 2015年5月24日 (日) 06時45分

三木美術館で管理しています。貴重なアドバイスと感想を有り難うございます。所蔵点数少ない中、頑張って提供しています。5月27日からは鴨居玲を展示します。没後30年、特徴ある画風です。ぜひご来館してください。

投稿: 松岡繁明 | 2015年5月24日 (日) 06時42分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 黒田官兵衛の足跡 その五 信長・秀吉との出会いと毛利との戦い | トップページ | ビッグデータに大した意味はない »