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2013年10月18日 (金)

『豪農に伝来する絵画』展を観覧

先日、たつの市立龍野歴史文化資料館で開催されている『豪農に伝来する絵画』展を観覧してきた。これらの作品は江戸時代、播磨国揖東郡日飼村の庄屋を務めた堀家に長年、保存されてきたものらしい。ただ、堀家は普通の庄屋ではなかったようだ。

堀家は、播磨における一橋家の財政を支える豪農として、江戸前期の明暦元年(1655)より明治元年(1868)まで続いたという。この堀家の建築群に保存されてきたものが今回展示されている(なお、11月16日と17日の両日、堀家住宅が一般公開されるそうだ。10時から16時まで)。

総点数は、63点だが、二期に分けて前期・後期それぞれ46点展示される。作品は、狩野永納「松に鷹図屏風」、「龍虎図屏風」、狩野安信「白衣観音・龍虎図」、伊藤若冲「籠と鶏」、谷文晁「唐美人図」、春木南湖「梅花書屋図」、中山養福「架鷹図」(前期のみ)などの有名な画家等の作品など。その他に、当主の堀惟賢の描いた「網代日記」等の作品が6点も展示。

庄屋が持つ作品としては、凄すぎる。それに、それぞれ見入ってしまうほど面白い。それほど画家の個性が出ている。それにしても堀家は、豪農として、豪商ほどの財力があったことが窺える。作品の入手経路は、一体どのようであったのだろうか。大名から頼まれて買い取った物もあるのではなかろうか。それに歴代の当主が書画に親しんだそうだが、かなりの金と時間がいる。当時の堀家の財力が窺える。

なお作品は、第一会場の龍野歴史文化資料館では、絵画を展示し、近くの第二会場の龍野城本丸御殿では屏風が展示されていた。これからの時期は、紅葉見物も兼ねて行けば結構楽しいかもしれない。なお当日は、近くに、「赤とんぼ」の作詩で有名な三木露風生家が公開オープンしていたので、そちらにも立ち寄ってみた(通り道なので、否応にも目に入ります)。

前期は11月4日まで。後期は11月7日から12月1日までだ。入場料は一般500円。但し65歳以上は半額。また前期の半券を後期に持って行くと一般300円、65歳以上150円になる。なお図録は遅れていて20日過ぎに上がるとのことでした。

*参考  たつの市立龍野歴史文化資料館

       http://www.city.tatsuno.lg.jp/rekibun/top.html

交通は、バスで行くなら、龍野バス停下車500メートル。JR姫新線利用の場合は、本竜野駅下車して1700メートル。きれいに舗装されている路を西に歩いて、三井住友銀行を過ぎて、龍野大橋を渡り、和風店舗の姫路信用金庫を北に上がり、何筋目かを左に曲がるのだが、流風は行き過ぎて迷った(以前行ったことがあるのに。苦笑)。左手通路側に白壁が目に入ったら、そこを曲がって西に行けば、お城の門が見えてくる。後は、指示の矢印の方向に行けばある。

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