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2013年11月 1日 (金)

ブランドビジネスの難しさ

高級ホテルのレストランの食材のすり替え・偽装が問題になっているが、ホテルの総合的品質管理に問題があったということだろう。そもそもブランドの品質維持は大変難しい。基本的には、ブランドも人間が作るものなので、その供給には限界がある。だからブランドの大量生産はあり得ない。そこでは希少価値が失われるからだ。

問題を起こしたホテルの経営者は、ブランド意識が低すぎたということだろう。知らず知らず売上中心主義になってしまったことが大きな原因だろう。今一度、ブランドの意義を再認識して、顧客に対して本当のモノやサービスを提供するという基本に戻らなければならない。

ただし、高い山から転げ落ちた信用は簡単には取り戻せないだろう。問題を起こしたホテルのみならず、ホテル業界全体の問題として、業界は取り組んで欲しいものだ。

*追記

ホテルの中は入っているレストランの原価率は、一般のレストランより低い。だから、安くて美味しいものを食したいのなら、ホテルのレストランを利用することは割が合わない。ホテルのレストランは、それをカバーするため、ホテル全体の雰囲気やレストランの内装、あるいは高級感のある従業員のおもてなしに依存している。

それでも、現在のホテルのレストランの価格はメニューによっては高すぎると思う。価格体系の見直しも必要だ。仕入品を適宜使えばいい。顧客に対して、それを正直に示せば問題はない。まず内容の伴わない売上志向を止めることだ。

*追記

一般にブランドビジネスとかサービス業、及び外食ビジネスは、上場してはならないとされる。これらは、人材に強く依存する所が多く、本来、事業拡張には限界がある。ところが、上場会社になれば、株主より、そんなことは関係なく利益の追求を要求される。ここら辺のことを経営者が強く認識しないと、利益に追われ事業の本質を忘れた経営になりがちだ。

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