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2013年11月11日 (月)

真のエリート教育が求められる

本来、学歴と仕事とは異なるべきだろうが、戦後の学問は、戦災からの復興を急いだため、教養を身につけるより、実際的な教育が歓迎された。そのことが、復興を終えた後も、延々と続いている。大学のカリキュラムも、初めは教養に、ある程度、重きを置いていたが、今は完全に軽視している。

ところが、学歴は、戦前と同じ感覚で、学生たちは、学歴に相応しい職業を望んでいる。自分たちは、エリートと思っているのだ。これは親の世間体ということが大きく影響している。最近は、バブル崩壊後は、若干、その影響は薄らいでいるが、企業側の賃金体系が、学歴を、まだ重視している。最近、大学改革というが、これは企業側と一緒に行う必要があるだろう。

戦後の大卒のトップリーダーには、戦前ほどの教養は備えていない。それは問題を起こした企業トップの発言からも分る。もちろん、彼らだけではない。財界人もだ。要するに、現代の大卒は、狭い意味での専門的学問はできるが、視野が狭く、教養がない人々が跋扈している。日本の危機の根底は、まさに、そこにあると言える。教養を備えた真のエリート教育が求められる。

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