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2013年11月14日 (木)

圓山記念日本工藝美術館に行く

姫路市の広報に「圓山記念日本工藝美術館(公益財団法人 五字ヶ丘文華財団が運営)」が紹介しされていた。前々から一度行ってみたいと思っていたので、この美術館に初めて行ってきた。姫路市内にあるのに、意外と知られていないようだ。

この美術館の「圓山」は、今は亡き「井尻進」氏の号。大正年間に、彼はジャワ島にある世界遺産「ボロブドゥル」を日本に初めて紹介し、その研究は世界的に知られていたらしい。「ボロブドゥル」は、ジャワ島中部にある世界最大の仏教遺跡だ。今は知らない人はいないと思うが、当時は画期的なことだったらしい。

また彼はヨーロッパ近代精神が席巻し、多様な文化が失われ、その行く末を心配していたと云う。彼は民俗的な多様な文化が、伝承・継承することは大切なことと考え、子孫に残していく重要性を感じていた。

この美術館は、彼の、その意志を継ぎ、彼が一時姫路に寓居したこともあり、平成3年に開館されたようだ。館は、行き届いた感じで、非常に美しく整備されていた。日本の工藝関係、すなわち、竹工芸、染織、漆工芸、組み紐、金箔、陶芸、香炉など幅広い人間国宝によるものなどを展示している。

また日本建築の内装も美しく、庭も、簾がかかっており、どこかの旧家のように整備されている。二階には、世界遺産「ボロブドゥル」関係の資料の展示等がされてあった。別に工藝に興味はなくても、時間があれば、一度訪問して見れば、井尻氏の問題意識が理解できるかもしれない。

ただ、茶室で休憩できるというが、そんなに気楽には利用できない感じ。もう少しリラックスできる空間があればと思う。また工藝に興味の薄い人間には、なかなか、その奥深いことは理解できない。いろんな催しもされているようだが、その辺を、どのように解決するかが、この美術館に問われていると思う。例えば、美術館から出た催し企画も求められる(工藝の旅など)。

*参考 圓山記念日本工藝美術館

  姫路市西今宿1-1-8

交通は、姫路より、神姫バスで、「日赤病院前」経由で、琴丘(ことがおか)高校前下車、そこから歩いて2分。

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