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2014年4月16日 (水)

工場型畜産の限界

熊本県下で鳥インフルエンザ発生したようだ。3年前くらいに、宮崎県で発生し、大問題になったが、この問題は、以前、拙ブログで、「日本の畜産問題」と題して、取り上げたことがある。そもそも、生き物の工場型生産に無理がある。その時、素人的視点だが、課題として取り上げたことは、次の七つの項目だった。

 一、一部の畜産農家の環境の悪さから拡散するということ

 二、免疫力の問題~日照下の運動不足

 三、土壌の汚染状態の問題

  四、水質汚染の問題

 五、輸入飼料の問題(遺伝子組み換え飼料)

 六、大量飼育の問題~畜産密度の限界をオーバー

 七、畜産環境を悪化させる経済的要因

     ~国際化による価格の問題・経営問題

ただ、それ以後、明らかになったことは次のものが大きな問題だ。

 八、成長促進剤の利用

 九、感染防止用抗生物質の投与

これらが組み合わさって、各種問題を引き起こす。これらの問題は、鳥だけでなく、牛、豚も同様だ。鳥インフルエンザ、大腸菌、フィエスラリア、サルモネラ菌中毒、カンピロバクターを引き起こす原因と考えていいだろう。

食糧の調達は人類の問題だが、無理に賄おうとすれば、問題が出てくる。裏を返せば、食糧会社が、無理に儲けようと仕組んだ結果とも言える。日本に輸出圧力をかける国々の畜産も、概ね歪んだ工場型畜産だ。

その程度は日本より、最悪な環境と生産プロセスと言われる。そのような環境と生産プロセスを調査をせずに、輸入を増やすことは、国民の健康を守る上でも、許されない。政府は、工場型畜産を見直す時期に来ている。また消費者も、安い畜産物に、あまり期待してはいけないということになる。工場型畜産物は、今回のような問題が起らなくても、すでに人間の健康を脅かしていることを各人が再確認する必要がありそうだ。

 

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