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2014年7月19日 (土)

姫路の「現代美術ビエンナーレ2014展」に行く

イーグレ姫路で始まった2年毎に開催される「現代美術ビエンナーレ2014展」に行ってきた。正式名称は、「第4回 世界文化遺産 姫路城 現代美術ビエンナーレ2014展」と非常に長い。更に、「メキシコとの交流400年」とサブタイトル付き。

但し、あまり感心できない。いろんなところから協賛を得るためだろうが、ちょっと、その辺が見え隠れして、宜しくないと思う。「現代美術」も余計だ。単に「姫路ビエンナーレ」でいい。それで、分る人には分る。妙に不特定多数に分りやすくしようとすると、こんなことになる。

ビエンナーレと聞くと、神戸が大々的にやっているが、こちらは場所も一か所だけだ。こういう催しは、全市を挙げて取り組むべきだろうが、こちらには芸術関係の大学もないし、神戸のようには行かないかもしれない。でも、もう二、三か所の展開は可能だろう。例えば、海沿い、川沿いでの屋外スペースでの展開も有りうる。それに市内には、展開できそうな場所は、他に、たくさんあると思う。

さて、話を戻そう。今年のビエンナーレの作品は、個人的には、割と面白かったと思う。現代美術は、抽象的でなかなか理解しずらい面があるが、見る方は、別に作者の意図を理解せずに、見る側の感覚で鑑賞すれば、それなりに面白い。

だから、対象によっては、多分、見る日によって感想は異なると思う。その時の体調や感情のぶれで見えるものが違うのだ。現代美術は、作者の意図とは離れて、そういう楽しみ方が出来る。そういう意味では、今回は、割と脳を刺激してくれたと思う。

ただ、最初に述べたように、こういった催しは、参加者も、展開する場所も拡げた方がいい。「芸術」に、あまり強くこだわらなくて、もっと気楽な広い「芸術」参加があっていい。幼稚園児、小学生、一般学生、障害者、一般人さえも巻き込んで、「表現」を楽しむことを推進して欲しいものだ。

*参考 「現代美術ビエンナーレ2014展」

    7月27日まで。入場無料。

    図録は500円で販売されていた。

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