« 姫路城の楽しみ方 第6回(完)  付記 | トップページ | 『官展にみる近代美術』展(兵庫県立美術館)を観覧 »

2014年7月11日 (金)

『子どもの科学』展(兵庫県立歴史博物館)に行く

夏休みが近づく、この季節になると、文化施設では、子供向けの催しが増える。致し方ないこととは言え、大人には受難の季節でもある。施設も入場者を増やすには、子ども向けの企画は欠かせない。子どもに親がついてくれば、入場者は一気に増える算段。

ということで、兵庫県立歴史博物館でも、阪神・淡路大震災20年展・特別企画展と銘打ち、『子どもの科学・ふしぎ玩具のいま・むかし』という展覧会が先日より始まった。姫路科学館での催しかと思ったが、今回は、おもちゃの歴史ということで、歴史博物館での催しとなったようだ。

子ども向けと思って、当初、行く気はなかったのだが、丁度時間が空き、暇だったので、寄ってみることにした。いつも暇と言えば、そうなのだが、それなりに予定はある(笑)。入場料は大人500円のはずだったが、入ると、今は「クールスポット」とかということで、半額の250円。節電、節電と言われるのは嫌だが、まあ、これなら許せる(笑)。

会場に入っていくと、平日ではないのに、大人ばかり。子どもさんは、ほとんど見当たらない。昔のおもちゃを眺めながら、懐かしそうに歓談する人が多かった。でも、流風より上の年代かな。実際、知らないものが、たくさん展示してあった。親が生きていたら、喜んだかもしれない。

その展示内容の概要は、次の通り。

 1. 江戸の科学遊び

    日本最古のからくり人形「盃運び人形」等

 2. 明治・大正の科学玩具

    当時最新の「電話」のおもちゃ「ブリキ玩具 電話局」

    静電気で人形が踊る「電気活動玩具」

    水の中を浮いたり沈んだりする「浮沈子(ウイテコイ)

    明治の日本にもあったアニメ「回転活動画」

    シンプルな絵が動く装置「漫画活動」

    逆さまだと難易度アップ「鏡面映写競技盤」

    カメラの先祖「小学生用写生器」等

 3. 科学のお化け屋敷

    幻鏡

    英国ペッパーの幽霊

 4. 『子供の科学』の時代

    大正13年に創刊。現在も、誠文堂新光社から刊行されている。今年で創刊90年。

    何でも写せる「実物映写機械」(実物幻灯器)

 5. 科学の夢-ロボットと宇宙旅行

    昭和初期にロボットブーム

 6. 学研「科学」のふろく

本当に、初めて見るものが多かった。年代的には、一致するのは、6.の学研「科学」。親に採ってもらえなかったので、友達がわいわいやっていたのを横目で恨めしそうに見ていた記憶だけ。こうしてみると、全体的に、割と新鮮であった。おもちゃも、その原理が分れば、より楽しいだろう。大人たちが、懐かしさと両方で、一心不乱に見ておられるのも分るような気がする。もちろん、夏休みには、子どもさん方にも、昔のおもちゃが、どのようであったのか、多く見て楽しんで欲しい。

展示は、平成26年8月31日まで。

|

« 姫路城の楽しみ方 第6回(完)  付記 | トップページ | 『官展にみる近代美術』展(兵庫県立美術館)を観覧 »

姫路と播磨」カテゴリの記事