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2014年7月13日 (日)

『官展にみる近代美術』展(兵庫県立美術館)を観覧

昨日、大型台風が去り、晴れていたので、久しぶりに、兵庫県立美術館に行ってきた。今回の催しは、阪神・淡路大震災20年展として、『官展にみる近代美術』展だ。入館料は大人1300円。大体、美術館等へは、有料料金が500円以下のところしか行かないようにしている。あるいは、年間の興味ある企画が4回ほどあり、友の会に入会して、平均が500円以下になることを目途としている。

だから、入館料が1300円もした今回は例外的。やはりパンフレットに描かれている美人画に惹かれたののかもしれない(笑)。この絵は、以前にも鑑賞したことがある陳進(チェン・ジン)による「アコーディオン」。中国美人の女性が座ってアコーディオンをひいている姿を描いている。

ところで、この展覧会は、戦前の東京、及び日本の統治下・影響下にあったソウル・台北・長春で開かれた官展の出品作を130点ほど集めたものらしい。当時の日本、韓国、台湾、中国東北部(満州)の雰囲気をよく表している。

日本画家が描く異邦の地、あるいはそれぞれの国や地域の人々の描く土地や風景や人。その裏には、支配する側の意図も見え隠れするし、支配されている側の隠れた心情も見えないこともない。もちろん、はっきりとは分らない。

当日は、男の観覧者は流風のみ。後は、学校の授業の一環なのか、多くの若い女子学生らしき人ばかり。久しぶりに、女性に囲まれて観覧することになった。展覧会は、じっくり観ることがてきたことにしよう。

というのは、流風が鑑賞していると、たまたまとは思うが、近くに寄ってきて鑑賞される。それが何回も続いたので、若い女性たちの雰囲気に呑まれて、少し落ち着いて観られない時もあった(苦笑)。

それでも、十数点は気に入った絵もあった。概して、中国、韓国の画家の方に惹かれた。日本の画家には、もっといい作品があるはずだが、この展覧会で目を引くものは少なかったように思う。それでも、全体としては、見ごたえ十分。若い人たちが、戦前の絵画に接して、色々感じることは大切と思うが、でも、なぜ大人の観覧者が少ないのだろう。

展覧会は、平成26年7月21日まで。

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