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2014年9月 7日 (日)

金にきれいな政治家

政治家に金にきれいになれと言っても、なかなか難しいようだ。最近は、地方の県会議員レベルでの不適切な金の使い方を指摘されているが、それはずっと前から続いていたようだ。政治家は、国民の税金を使っている感覚が薄いのだ。

確かに、政治家は清濁併せ呑む面も否定できないが、昔のような慣習は最早許されない。改めないと、まともな政治家を追い込むことになりかねない。悪貨は良貨を駆逐すると言うが、悪い政治家が良心的政治家の活動を不活性にしかねない。

そこで思い出すのが、西郷隆盛。彼は金に淡白な政治家の代表だろう。征韓論を唱えたが、意のままにならず、鹿児島に帰る。その時、東京の邸宅を処分する。買い取りを部下に相談すると、買い取りたいという金持ちが現れ、「いくらぐらいをお考えか」と言ってきた。

その時、物価は上がっていて、邸宅の価格も、かなり上昇していたが、西郷は「買値でいい」と言ったので、金持は目を丸くしたと言う。「いくらなんでも、それでは」と金持ちが言うと、隆盛は、「いやいや、拙者は商人ではないから、金儲けするわけではない。それでいいのじゃ」と答えた。今時の政治家も、西郷を見習って欲しいものだ。あまりにも政治を職業(生業)とする政治家が多過ぎる。

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