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2014年9月25日 (木)

秋の端唄 その二

昼は、天が高く、秋らしく、すっきりした空。夜は、段々闇が深くなる。そういう秋の端唄「秋の夜」。

秋の夜は

長いものとは

まん丸な

月見ぬ人の

心かも

ふけてまてども

こぬ人の

音ずるものは

かねばかり

かぞふるゆびも

寝つ起きつ

わしや

てらされてゐるわいな

異性を待つ気持ちは花柳界の女性でなくても、誰でも、こんなものだろう。そして待ちくたびれる。そんな長い秋の夜も、やがて更けてくる。でも、待ち人があることは嬉しいことよ。

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