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2014年9月14日 (日)

幸せを呼ぶ「無財の七施」について

先日、「無財の七施」の「房舎施」を紹介したが、その他の六施についても簡単に記しておこう。そもそも「無財の七施」は『雑宝蔵経』にあるもの。現代的には、幸せを呼ぶ七つの言葉と言えようか。無財の施とは、お金をかけずに、他者に施しができること。それが七つある。流風的解釈で示しておこう。

一、眼施

目の印象は他者に深い影響を与える。昔、上司に、顔は笑っているが目は笑っていない人がいたが、部下としては、心を許すことは出来なかった。そのようにならないように、普段から、穏やかな目つきにすることが求められます。そのためには、普段から素直な心を持つことが大切と言われます。そうすれば、他人に、いい印象を与えます。

二、和顔悦色施

単に「顔施」という場合もあるようです。笑顔は、人を惹きつけます。それは幸せをもらえるという感覚になるからでしょう。結果的には、人が集まります。まさに、「笑う門には人来る」状態になる。いつも笑顔というのは、男は、なかなか難しいですが、女性は必須かもしれません。笑顔の少ない女性はパートナーに選ぶなという先人の言葉も有ります。また男の方は、女性の笑顔が絶えないよう努めることは求められます。

三、言辞施

基本的に前向きな言葉で、明るい雰囲気を醸し出すこと。言葉で、自分を暗くしたり、周囲を暗くさせない。例えば、陰口を言ったり、愚痴をこぼさないこと。また危機に遭っても、積極的思考をする。

四、身施

以前、商売人の行動原則を「腰低く、腰軽く」と紹介したが、別に商人でなくても、立場に関係なく、身体を他者より早く動かして、テキパキ行動し、動くことで他者に貢献する。

五、心施

基本的に、真心で人に接すること。それ以上の説明は不要でしょう。

六、床座施

文字からすると、他人に席を譲ること。譲って、譲って譲り続けると、やがて、自分の席ができる。自然と譲られる雰囲気になるのです。相手を尊重し、謙譲の精神を持っていると、万事うまくいくということではないでしょうか。何でもかんでも、自分が、自分がとやっていると、やがて人は去っていきます。

七、房舎施

前のブログで紹介しましたが、房舎とは住まいのこと。住まいや身の回りをきれいにしておくこと。これが他者にいいい印象を与える。結果的に人が集まる。また、そうすることで心身の健康も保てる。

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