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2014年9月19日 (金)

姫路市が姫路城「中曲輪」内の整備に動く

姫路市が、姫路城「中曲輪」内の整備に動き出すようだ。そもそも、2011年3月にまとめた「特別史跡姫路城跡整備基本計画」では、2020年度までに整備を行うと定めていたという。「中曲輪」とは、姫路城の内堀と中堀の間で特別史跡に指定されているもの。観光客を呼び込むためにも、早く整備して欲しいものだ。

市によると、「現在の施設では、歴史的・学術的価値や、城下町の歴史や暮らしを学習できる機能が低い」ので「市民や観光客が、城への理解を深める環境作りが重要」としている。また「城関連の資料の体系的収集」や「市立美術館や城内図書館といった既存施設の機能向上」を課題としている。その上で、「城周辺の回遊性を高める」方策の必要性に言及している。

これらの動きは評価できるが、更に市立文学館、県立歴史博物館も含めて検討して欲しい。市立文学館については、以前にも記したが、「(仮称)姫路市立播磨歴史文化博物館」に転換することが望ましい。また県立歴史博物館も姫路市に無償譲渡してもらって、展示内容も姫路城及びお城関係の内容に再編して、「(仮称)姫路お城の博物館」にすることが望まれる(*注)。

その他には、武道との関連で、兵庫県立武道館とか、馬術クラブとの連携も望まれる。また姫路お城まつりで見られる、殺陣師を活用した時代劇村の創設も望まれる。そして、それら全ては、基本的に観光客参加型の仕組みを作ることが望ましい。そのようにして、新たな人の動きを作って、姫路がもっと活性化されることを望む。

また各施設をつなぐ交通システムも大切と思う。観光客の回遊を促すには、気軽に利用して動けることが必要。ループパスもいいが、時間的に制約が多く、持ち時間が限られた観光客向けに、多様な要望(人数、予算)に応えられる城周辺観光タクシーの充実も求められる。

*注

県立歴史博物館は、非常に好い施設とは思うが、割と利用されていない。観光客の認知度が低いこともあると思うが、立地上のハンディもある。それに一般に、お城を見学してから、わざわざ見に行くことは可能性が薄い。姫路城との関係性を活かせていない。

よって、仮に、県立歴史博物館にある、お城関係の展示品を移設して、新たに「(仮称)姫路お城の博物館」を造るとすれば、姫路駅前か、現在ある「ひめじの黒田官兵衛大河ドラマ館」(家老屋敷跡公園内)のある辺りが望ましいが、姫路駅前には、適当な場所が無いし、今回の中堀内となると条件も違うから適当でない。また家老屋敷跡公園内は仮設になってしまうので、あまり宜しくない。となると、イーグレ姫路か、姫路城情報センターの拡充ということになるかもしれない。個人的には、大手前通りに面した施設の方がいいのではと思う。

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