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2014年9月12日 (金)

本来の趣旨と異なる姫路文学館は廃館に

姫路市には、あの安藤忠雄氏設計による建物の姫路文学館がある。地域の文学館としては立派すぎる施設だ。しかしながら、その催しは疑問が多い。姫路及び播磨地区の文学者の紹介は常設展にしているが、それとは別に定期的に企画展が催される。

しかし、その企画展、全く姫路とは関係ない催しが多い。要するに地元の文学者とは関係のない客寄せの催しだ。本来は、姫路の文学者(広くは播磨関係の文学者)の企画展の充実が求められるのだが、姫路の文学者ではなく、全国的に有名な作家とか漫画家によるものが最近は多い。

これは本来の地域の文学館の有るべき姿ではあるまい。地元出身の文学者の展覧会は、それほどなく、おざなりになっている。今のままでは、この文学館は閉館せざるを得ない。そして、別の文化施設に衣替えする必要があるだろう。

それは例えば、現在の姫路市立美術館(移設か廃館が求められる)を閉館した場合を想定して、地域の美術館機能も併設した「(仮称)姫路市立播磨歴史文化博物館」ぐらいが、いいかもしれない。いずれにせよ、今のままでは、大幅な改変が求められる。地域の特色を無視した文学館は不要であろう。

*追記

姫路市は、播磨地区の地方中枢拠点都市を目指しており、文化施設も、見直し、改廃する必要に迫られることは明らかだ。文化施設は、地域を特徴づける施設にする事が求められる。

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