ローレン・パコールと映画『三つ数えろ』
少し前のことだが、今年(2014年)8月に、1924年生まれの女優のローレン・パコールが89歳で亡くなった。流風と同時代の人ではないが、名前と顔は知っている。声はハスキーで、外見は姉御風の女優だ。宝塚の男役的な感じ。美人とは言いかねる(笑)。
先日、DVDの売り場で、彼女が出演している映画『三つ数えろ』(1946年)を、ふと見つけ、購入し、鑑賞したみた。この原作は、レイモンド・チャンドラー作『大いなる眠り(原題 “THE BIG SLEEP”)だ。共演は、ハンフリー・ボガード。
彼とは、映画『脱出』(アーネスト・ヘミングウェイ原作『持つと持たぬと』の映画化)で共演している。彼女のデビュー作品でもある。その翌年の1945年に、彼と結婚している。年齢差25歳。ハンフリー・ボガードは4回目の結婚であったが、ローレン・パコールとは、最後まで仲が良かったらしい。
さて、映画『三つ数えろ』を鑑賞してみたのだが、筋立てが少し、ややこしい。ハンフリー・ボガード演じるフィリップ・マーロー探偵と、ローレン・パコール演ずる富豪の姉妹の姉、ヴィヴィアン・スターウッド。両者の絡みが複雑。筋はネットで紹介されているので、ここでは省略する。鑑賞後、ネットで、あらすじを読んだが、それで、やっと完全理解。でも、面白い作品だ。名作には違いない。
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