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2014年10月12日 (日)

機を見て変ずということ

機を見て変ず、という言葉がある。機を見るに敏とも表現される「機」は、大機とか小機とかで、程度が表される。意味は、事が生ずる兆しを察知して、対応する態勢を整えることにある。英語に直せば、若干ニュアンスは異なるが、チャンスと言えるかもしれない。ちなみに、「危機」という言葉は、リスクとチャンスは裏合わせということになる。

さて、機を見て変ずという言葉で連想されるのは、黒田官兵衛が、秀吉の嫉妬からの賛辞を警戒して、直ちに、出家・引退したことだろう。彼は、時を措かず決断したことにより、とりあえずの難を逃れた。決断は、敏速でなければならない。身を引くことは、後ろ向きのように見えるが、これで黒田家は、一応、安泰とは言えないが、無事になった。

機を見るには、常々、世の中や人の心の動きを観察しておく必要がある。そうして、適切な行動ができるように準備しておくと、いざという時も、慌てず、冷静に行動できる。それには、まず肝を据えることが大切だ。トップになる人には求められる要件だ。

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