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2014年10月30日 (木)

意志と意思

人生、何らかの目的を持たないと、つまらない。その目的の大小は問わない。各個人が、それぞれのレベルでの持ったらいい話である。そして、最終的には、社会貢献になるのだろうが、その仕方は様々だ。目的を持つためには、先ず志を持つことが大切と先人は指摘してきた。

さて、意志と意思という言葉がある。似ているけれど、少し違うのだが、その違いは「広辞苑」で見ても、今一つピンとこない。

「意志」・・・物事をなしとげようとする積極的な心の状態。

「意思」・・・考え、おもい。→意志とある。

また法律用語では、「意思」を使うとなっている。どうも、これらの言葉の解釈には、混乱があるようだ。

元々、「意」は、心の動きを意味する(*注1)。その後に「志」とか「思」を付ければ、「意志」とか「意思」という言葉になる。「志」は、心の向かうところという意味(*注2)。「思」は、「働きかける気持ち」だ。

整理すれば、「意志」は、心の向かうところへの動きとなり、「意思」は、「意志」に、思い、すなわち「思考」が働いたものということと考えていいと思います。何気なく使う言葉も意味の違いを知って使いたいものです。

*注1

「意」を「意欲」と理解する人もいるが、行き過ぎの解釈と思う。

*注2

一般に、志を持つことは好いこととされるが、欲と紙一重だと先人は忠告している。

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