« 赤い物あれこれ雑記 | トップページ | 鳩は平和の象徴か »

2014年11月30日 (日)

“淀君”とは蔑称ということ

今年の大河ドラマも大詰めを迎えている。秀頼の母親、淀君は家康に脅かされて、豊臣家滅亡への道を歩む。本来、彼女は、茶々が淀にいたことから、「淀殿」と呼ばれていた。ただ、世間では、秀吉の妾と見ていて、“淀君”と言った。

これは当時、女性に「君(きみ)(*注1)」を付けるのは、遊女に限っていたから、彼女も、浮れ女の意味で、そのように言われていたのかもしれない。何かと噂の多かった人物であったからだ。世間は厳しい。なお、姫君というのも、本来、見下げた一種の蔑称である(*注2)。

*注1

読みは、「くん」ではない。男に対しては言わない。

*注2

但し、その後、一般化している。時代劇で、「姫君」と呼ぶのは、一概に間違いとは言えない。言葉が時代が進むにつれて、その意味が意識されなくなる例だ。

|

« 赤い物あれこれ雑記 | トップページ | 鳩は平和の象徴か »

古典文学・演芸」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 赤い物あれこれ雑記 | トップページ | 鳩は平和の象徴か »