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2014年12月12日 (金)

『ロミオとジュリエット』読了

子どもの頃、シェイクスピアの悲劇に分類される『ロミオとジュリエット』の映画を観たことがある。ロミオは、レナード・ホワイティングが演じ、ジュリエットは、オリビア・ハッシーが演じた。可愛らしいオリビア・ハッシーのファンになったが、後年、歌手の布施明さんと結婚した時は、正直驚き、失望した(笑)。

そのことを思い出したので、久しぶりに、『ロミオとジュリエット』を読もうと、書棚を調べたところ、蔵書になかった。子どもの頃に、読んだ記憶があるのだが、勘違いかもしれない。止むなく、改めて文庫本を購入。先日読了。

大体のあらすじは、分っているが、細部を読んでみると、なかなか、きわどい卑猥な表現が多い。子どもには、読ませられないかも。まあ、表面的な字面を読む限り、問題ないと言えばない。

おませな子どもは、面白いと感じるかもしれないが。でも、これだけ、スラングというか、隠語が表現されていると、この作品は、悲劇でありながら、大人のための喜劇の要素も各所に落とし込んでいることが分る。

それから、戦前作られた映画もDVDで観てみた。1936年の制作で、レスリー・ハワードとノーマン・シアラー主演のもの。モノクロ映画だが、作品の雰囲気を忠実に出していた。ただ、ここでは、テンポが速く、スラングとか隠語は、よく分からない。これを舞台で日本的に演じれば、もっと面白いものになるだろう。

結論的には、若い男女の愛と大人の不純な愛は異なるということだろう。また各所に教訓的な言葉(*注)も、散りばめてある。歳には関係なく楽しめる作品だと再確認した。

*注

例えば、“five wits”という言葉がある。日本語にすれば、「五つの知恵」だが、それは常識、想像、空想、分別、記憶ということのようだ。

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