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2015年1月16日 (金)

心構え~『菜根譚』より

久しぶりに、『菜根譚』を取り上げよう。

 霽日(せいじつ。晴れの意)青天も、

 倐(たちまち。すぐの意)変じて、

 迅雷震電となり、

 疾風怒雨も、倐変じて、

 朗月晴空となる。

 気機何ぞ常あらん。

 一毫(ごう)の凝滞なり。

 太虚何ぞ常あらん。

 一毫の障塞なり。

 人心の体も、

 また、まさにかくの如くなるべし。

山の天候は変わりやすいが、そこからの詩想。蛇足で解釈すると次のようであろうか。

「くっきりと晴れ渡った青空も、急に、かき曇り、雷鳴が轟き、激しい風と共に土砂降りの雨。そうかと思えば、あっという間に止み、雲一つない青空に戻っている。自然は、いつも同じ状態ではない。様々に変化し、いろんな諸相を見せるが、ただ、それだけのことだ。大自然というレベルで見ると、何も変わらない。人の心も、このようでありたい」

*注記

最初、タイトルを「不変の真理」としていましたが、多少大袈裟のように感じたので、変更しました。

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