« 姫路城関係書籍の案内 | トップページ | 木村紀子著『「食いもの」の神語り』を読了 »

2015年3月 1日 (日)

政党助成金と企業献金

安倍政権の諸大臣たちが、選挙活動に於いて、旧態依然の体質は変わっていないことが明らかになっている。特に、群馬県選出の小渕優子氏と西川公也氏の汚職体質は問題だ。本人たちは気づかなかったと言うが、少なくとも、そういう体質であることは間違いない(本来、議員辞職が望ましい)。彼らは、明らかに時代の流れについて行っていない時代遅れの政治家と言えよう。

さて、本来、政党助成金は、政党が企業等から献金を受けずに、政治活動が可能になるように作られたものと思うが、現在の自民党政権になって、政党助成金を受け取っておりながら、更に企業献金等を受け取る流れにあり、これは明らかに二重取りだ。

また、政党助成金は、ある意味では、いい制度だが、政党に金が流れるため、議員の裁量権は無くなる。むしろ、政党に所属するとはいえ、国会議員が、本来の使命を忘れ、政党の僕になってしまう可能性の方が高い。現在の安倍自民党独裁を許しているのは、多分、そういうことだろう。

他方、企業献金は、特定の議員と特定の組織・業界と利権がらみで癒着につながりやすい。かつての自民党政権は、そのようであった。ただ、業界の要望は、素早く反映される利点もあった。それが行き過ぎ、偏った業界への予算配分になり、それが汚職につながった。別の見方をすれば、議員は、政党助成金に頼らず、企業献金を受ける限り、政党の枠を超えて活動できる利点もある。問題は、政治資金の私物化として捉えられることも多いことだろう。

政治家に、ある程度の金は必要だろうが、今の仕組みでは、政党助成金、企業献金いずれも問題がある。何らかの見直しが必要だろう。

*追記

政治家の金銭感覚については、安倍首相の考え方も怪しい。望月環境大臣と上川法相が国の助成金を受けている企業から寄付を受けていることに対して、首相は国会で、「補助金交付を知らなければ、違法行為でないことは法律に明記されており、違法行為でないことは明らかだ」と強弁している。果たして、一国のリーダーに、そのような発言が許されるのか。大きな失望を感じる。税金の使われ方に鈍感では駄目だ。

*追記

首相は、改めて政治資金問題について記者に問われて、(当該者は)政治資金の説明責任を果たしていくことが重要だとの認識を示したらしい。それは分るが、首相は、あまりにも修正発言が多過ぎる。思慮の浅い発言をして、後日修正するのは、あまりよくない。

*平成27年3月3日追記

ついに、安倍首相も、国の助成金を受けている企業から寄付を受けていることが明らかになった。彼の発言の通り、説明責任が問われる。

|

« 姫路城関係書籍の案内 | トップページ | 木村紀子著『「食いもの」の神語り』を読了 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 姫路城関係書籍の案内 | トップページ | 木村紀子著『「食いもの」の神語り』を読了 »