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2015年4月 7日 (火)

『沈みゆく大国 アメリカ』読了

米国の内情を次々と暴いている堤未果氏の著作、『沈みゆく大国 アメリカ』(集英社新書)を先日、読了した。内容は、アメリカの医療制度の崩壊を記したものだ。以前から、米国旅行に行って病気になると大変と聞いていたが、米国の医療制度は、日本の国民皆保険制度と異なり、個人負担が大きい仕組みだ。

オバマケアの導入で、その改善が見込まれたが、実質、骨抜きのようで、医薬品業界や金融業界に食い物にされている。その結果、多くの人々が貧困に追い込まれ、更に、その人たちを利用して、更にビジネス化することを容認するおかしな国だ。要するに、政治家と業者の癒着が著しいということだ。民主主義と資本主義の極端な歪みの結果と言えなくもない。

彼女の一連の著作を読む限り、米国は、明らかに国家が形骸化して弱体化している。よく、これで国家が維持できているものだ。一体全体、この国と、日本は、いつまでも同盟していていいのだろうかと思わせる。国民を大切にしない国家が長続きするはずはない。長期的には、米国は分裂すると警告する学者もいる。

更に、米国の金儲け亡者たちは、日本に、米国で成功した仕組みを押し付けようとしている。日本政府は、追従して、次々と受け入れているが、それはやがて日本国民を苦しめることになる。政治家や官僚は、追従するのは楽だろうが、それは、やがて国民を苦しめるだろう。この書籍は、日本国民に警告しているが、果たして私達に対処する方法はあるのだろうか。

*2015年5月23日追記

最近出版されたシリーズ続刊『沈みゆく大国アメリカ~逃げ切れ!日本の医療』を読了した。日本には、「国民皆保険」制度が確立しているが、米国の強欲資本主義が、これを潰そうとしている。なぜなら、これがあると、医療保険などを売り込めないからだ。

日本国民の危機感は薄いが、この制度は国民全体で死守しなければならない。米国の医療保険が入り込めば、日本の医療を破壊する。これは、ある意味、侵略行為だ。

人は皆、病に罹るので、右も左もない。皆が協力して、不穏な勢力を追い出さなければならない。それには、高い薬価と医療用器具にメスを入れなくてはならないし、混合医療も決して受け入れてはならない。

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